犬と鰯(いわし)

大型犬の手作りご飯:鰯を柔らかく煮て乗せたご飯。

我が家のワイルド犬ご飯。
今日のメニューは「鰯ごはん」です。

 

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どーんと鰯!

 

鰯は内臓を抜いて、昆布と生姜で煮ました。
ルクルーゼで軽く圧をかけながら煮たので
骨もそのまま食べられるようになっています。

 

 

我が家はルクルーゼ3台が稼働しており、
犬の食事や人間の食事にと大活躍。

 

鍋自体に重みがあり
蓋をしながら煮ることで軽い圧力鍋的な使い方もできるのが
気に入っています。

 

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鰯を煮ていると犬たちが見にきますねー。

 

食べる様子は動画でどうぞ。

 

 

魚を丸ごと一気食いして飲み込もうとしてますね…。
さすが、ラブラドール。

 

 


 

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犬ごはん~犬と薬膳:鰯のまるごと乗っけごはん。

おはようございます。
久しぶりに犬ご飯をUPです。

 

我が家は基本的に100%手作りごはんです。
家にぺットフードの買い置きがありません(^^;

 

手作りご飯に慣れてしまうと、
作るのが人間の家族の食事を作るの同様に当たり前になるのと
慣れると本当にちゃちゃっとできますので。

 

なので、「いつもご飯作るのが当たり前~」になっていて
記事のUPもすっかりご無沙汰しておりましたが
私が主催する犬ご飯セミナーの受講者さんからは

 

「もっとぐりちゃんのごはんがBLOGで見たいです」

 

と言うリクエストも多くいただくので
久しぶりに記事にさせていただく次第です。

 

【鰯まるごと乗っけごはん】
いわし:1匹(内臓と頭、骨を除いたもの)
ピーマン:1個
キャベツ:適量
炊いたご飯:適量
オリーブオイル:適量

 

【作り方】
1:いわしの背に包丁で切りこみを入れ、
熱したフライパンにオリーブオイルで両面をこんがり焼く。
2:ピーマンとキャベツは食べやすい大きさに切る。
3:器にご飯をもり、「1」と「2」を盛り付ける。

 

簡単でしょ。

 

と、ここまでは従来の犬ご飯レシピのご紹介なんですが
今私は「犬の薬膳」をあれこれ研究しております。

 

と、いうよりは自分が「日常生活の中で無理せず続けられる薬膳」を実践しているので
犬も一緒に、と言う感じ。

 

私自身、東洋医学や薬膳は以前から興味があり、
自分の生活の中で無理のない範囲で取り入れたり
漢方養生指導士養成講座の初級コースを修了しているので
基礎知識は既に習得済みなんですな。

 

で、それを実践レベルまで落とし込むために
こつこつ「自宅でお手軽薬膳」を実践中なわけですが…。

 

今回、ペット東洋医学アドバイザーの資格も無事取得したのを機に
(北海道では3人目だよ)
本格的に「犬の薬膳」にも取り組み始めた次第です。

 

なので、このBLOGでは「レシピに使っている食材を薬膳的視点で見るとどうなるか?」も
レッツ解説しちゃうぞ!

 

【鰯(いわし)】
五性:温
五味:甘
帰経:脾

 

<栄養学的視点で見ると?>
カルシウムとカルシウムの吸収を促すビタミンDが豊富。
皮膚や粘膜を守るビタミンB2も豊富なので、
口内炎ができているときなどにも食べたい食材。
脳を活性化させるDHA、血液をサラサラにして流れを良くするEPAも豊富。

 

<薬膳的視点で見ると?>
食材のパワーを示す 「五性」でいうと鰯は「温」。

「温」の食材は「気」や「血」の巡りを良くして代謝を高め、
体を温めてくれる働きをします。
だるさや疲れを感じやすい体調の時にもお勧めの食材。

 

食材の持つ味とその味が体にどういう影響をもたらすか?という性質で見た際の「五味」。
その「五味」の視点で鰯を見ると「甘」に分類されます。
「甘」は 滋養強壮効果があり、疲れを取り除くのに効果的。
また、緊張をほぐし、痛みを和らげる作用もあるとされています。
消化機能を助ける働きもあるので、疲労回復や虚弱体質にも良いとされています。

 

食材が体のどの臓器に影響を与えるか?と言う視点で考える「帰経」。
鰯は「脾」に属します。
「脾」というと脾臓を思い浮かべる方が多いのですが、
東洋医学でいうところの「脾」は脾臓といった単体の内臓を指すのではなく
消化器全般を指します。
食べ物を消化吸収して「気」や「血」を作り、全身に送る働きを指すほか、水分代謝にも関わりがあるとされています。

 

 

食べる様子は動画でどうぞ(↑)

 

とうわけで、「鰯」についてまとめますと
栄養学的には「カルシウムが豊富」「粘膜を保護するビタミンB2が豊富」「血液サラサラ」「脳の活性化にも良い!」。
東洋医学の見方からすると
「体を穏やかに温める作用があり、消化吸収機能をサポートする働きもある。身体が弱っているときに元気づけるために積極的に摂りたい食材」ということになります。

 

こんな風に、「栄養学的な視点」と「東洋医学の薬膳的な視点」の両方から見ると、
食べ物に関する見方もぐっと深まりますし、
自分や犬の体調に合わせて食材を選ぶ楽しみも増えます。

 

 

体調に合わせた食材を食べることは、健康を保つのに役立ちますし
無理のないダイエットにもつながります。

 

ぜひやってみてくださいねー。

 

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