こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。先週より募集を開始したオンラインで学べる「犬のための栄養学講座」ですが、よい感じでお席が埋まってきています。そこで今回は寄せられた講座に関するご質問に答えていこうと思います。
「栄養学初心者ですが、ついていける内容ですか?」
初学者の方向けに基本から学習していただく講座なので、栄養学が初めての方でも大丈夫です。
一方で講座で学んだことを「実践していただく」ことが、知識をご自身のものにするために必要だとOffice Guriでは考えています。
そのため、この講座では以下の流れを推奨しています。
おすすめの「知識」定着の流れ
栄養の基本的な働きを学ぶ
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気になる栄養素をピックアップ
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実際にその栄養素が含まれる食材はなにか?を本で調べてみる
(このとき手助けになる本は、受講生に皆様へOffice Guriからプレゼントします)
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調べた食材を実際にスーパーで買ってみる、調理してみる
ポイントとしては、最初から複雑な栄養バランスの組み合わせを考えるのではなく
「抗酸化ビタミンは犬の体の健康に大切みたいだから、りあえずビタミンCが多そうな野菜がなにか調べてみようかな?」
くらいの気軽な感覚の方が、むしろ良いです。
そうすると
「じゃがいもってビタミンCが多いのか、意外。しかも加熱してもビタミンCが壊れにくいのか…。茹でるよりも蒸す方が、ビタミンCの損失が少ないのもポイントだな。
じゃあ今日は、犬のごはんにレンジで蒸したじゃがいもをプラスしてみよう!」
という風に、食材のチョイスから適した調理法までを、ご自身で導き出せるようになります。
後は実際に犬に食べてもらい、食いつきはどうだったか?美味しく食べてくれているかどうか、その後の体調の変化はどうかなどを観察し、結果について飼い主さんご自身が考えてみることが大切です。
こうやって1つの栄養素に着目し、それを意識して手作りごはんを作ってみる。
それに慣れたら、次に気になる栄養素について同じことをしてみる。
何度かこれを繰り返すうちに、スーパーで食材を見たときに、自然と
「あ、今日はこれを使って、この栄養素!」
という風に、頭に栄養素の組み合わせがセットで浮かぶようになります。
飼い主さんが、愛犬専属「栄養管理の専門家」になるために
知識と実践は、仲の良い兄弟姉妹のようなものだと、私自身は思っています。
知識は講座内の講義で得られますが、それを実際に受講生の方ご自身が使ってみることで、はじめて得られる体験や情報があります。
その経験と情報を積み重ねた上で、さらに知識を重ねていくと
「うちの犬の場合、体調を整えるのにはどんな食材、どんな組わせ、そして調理法がいいか?」
が飼い主さんの中に蓄積していきます。
こうなると、犬たちは専属の栄養管理者がバックについてくれるようなもの。体調に合わせて栄養のこと、食事のことを考えてくれる人が家族にいることは、犬たちの健康にとって、大きなアドバンテージになることでしょう。
もしあなたご自身が、愛犬専属の栄養管理者になり、犬の健康を食事から守りたいとお考えの場合はこの機会にぜひ、栄養学講座を受講してください。