こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。さて前回の記事で、
「アロマセラピー精油成分の知識があると使い方の幅も広がる。犬に適した、より安全な精油選びの判断基準がわかり、安心できる」
という話を書きました。
その際に参考にした資料、『抗菌アロマテラピーへの招待』が興味深いので、今回紹介しようと思います。
抗菌アロマテラピーへの招待 | 井上重治・安部茂 | フレグランスジャーナル社(2011)
2021年4月14日現在、電子版の入手が可能です→ https://amzn.to/2PTdLVq
すでに出版元でも在庫がありません。Kindle版は固定レイアウトとなっており、タブレット以上の大きな画面でないと、読みにくいようです。なので興味のある方は、図書館で探すのがおすすめ。
一言でいうと「精油の抗菌作用について、様々なデータをもとに解説」している本です。
私自身は、犬の虫よけやボディスプレーなどのレシピを考える際、参考にしています。特にこの本の91pにある「衛生小動物に対する詳細な説明」は、犬を様々な害虫から守るのに役立ちます。
「衛生動物」って何?
ここでいう「衛生動物」とは、人の健康に直接害を与える有害な生き物を指します。
書籍で具体的に取り上げられているのは、
- 蚊
- マダニ
- ノミ
- イエバエ
- ゴキブリ
です。
別項目では
- ヒゼンダニ
- シラミ
も取り上げられています。本ではこれらの「衛生動物」にどんな精油が効果的か?が紹介されており、非常に役立ちます。
アロマテラピーが犬の「虫よけ」におすすめな理由
これらの害虫リストはほぼ、そのまま犬にとっての害虫リストでもあります。
だったらこの「衛生動物」に有効な精油リスト。活用しない理由がありません。
ところで以前メルマガでも記事触れましたが、市販の虫よけは効果的で、人が使用する分には問題ありません。
しかし、
「使用後は洗い流す必要がある」
「口に入れないよう注意が必要」
など、犬にそのまま使うには、少し躊躇してしまう条件もついてきます。
もちろん健康面を考えると「防虫対策」は大切です。その点、アロマの精油は「揮発性(=蒸発しやすい)」があるため虫よけとして利用しても、体に残りにくいという特徴があります。
そのため、アロマの虫よけは犬にとても向いている、と私自身は考えています。
これからの季節、外での散歩が本当に楽しくなります。ぜひアロマテラピーを活用した害虫対策を、お出かけください。
アロマの虫よけ「ブレンド精油」を販売しています
Office Guriでは手軽に虫よけスプレーを作成できる「犬に優しいアロマの虫よけブレンド精油+スプレーボトル」キットを販売しています。ぜひご活用ください。
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