Office Guriの諸橋直子です。
先日より募集を開始した
ですが、早速たくさんのお申し込みをいただいています。ありがとうございます。
音声講義を聞きながら「手作りごはん」「ペットフード」「トッピング」の特徴を広い視点で学び、愛犬に最適な食事は何か?を飼い主さん自身が考え、選べるよう思考の材料をご提供する講座です。
興味のある方はぜひご参加くださいね。
「犬の食事を考える:オンライン学習講座」
詳細のご確認とお申込みはこちらから!
https://www.officeguri.com/dog-feeding/
募集期間:2023年4月30日(日)23:59まで
募集人数:10名様
犬のごはんについて、ChatGPTに聞いてみた
ChatGPTとは、対話形式でいろいろな質問に答えてくれるAI(人工知能)です。
●ChatGPT
https://openai.com/blog/chatgpt
現在、かなり話題になっておりニュースなどで聞いた、という方もいらっしゃるでしょう。面白そうなので私も早速ユーザー登録して、いろいろ質問を投げかけては遊んでいます。
というわけで、こんな質問を投げかけてみました。
「犬に最適な食事教えて」
ChatGPT
「犬に最適な食事は、高品質の犬用フードを与えることです。犬用フードには、犬に必要な栄養素がバランス良く含まれており、栄養バランスを考慮する必要がなくなります。犬用フードを選ぶ際には、犬の年齢、サイズ、健康状態、活動レベルに合わせたものを選ぶようにしましょう。また、フードの原材料や栄養成分表示を確認して、高品質のタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが含まれているかを確認することが重要です。
生肉や野菜、果物を与えることもできますが、必ず獣医師と相談し、バランスの良い食事になるように注意してください。また、人間用の食品は犬には適していない場合がありますので、与えないようにしてください。」
ChatGPTによると、世の中での多くの人たちはペットフードが最適だと考えているようです。
(なのでAIがこういう回答を返してくると推測します)
この回答にはペットフードの良い点がよくまとめられています。
”犬用フードには、犬に必要な栄養素がバランス良く含まれており、栄養バランスを考慮する必要がなくなります。”
これは飼い主側の利便性、犬の栄養要求に答えるという2つの点でのメリットです。
一方「最適な」という質問の仕方だったので、回答は1つに絞られており他の選択肢についてが触れられていません。
そこでもうひとつ、このような質問を投げかけてみました。
「犬に手作りごはんってどう?」
ChatGPT
「犬に手作りご飯を与えることは、正しい栄養素のバランスを取ることができれば、良い選択肢の1つです。ただし、手作りご飯を与える場合には、犬の年齢、体重、活動レベル、健康状態などを考慮し、獣医師に相談することをお勧めします。手作りご飯には、犬に必要な栄養素を含めるために、タンパク質源、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く含む食材を選ぶことが重要です。例えば、鶏肉や牛肉、魚類などのタンパク質源、米やサツマイモ、野菜などの炭水化物源、
オリーブオイルやサーモンオイルなどの脂質源、野菜や果物などのビタミン源を組み合わせることができます。ただし、手作りご飯を与える場合には、栄養不足や過剰摂取などのリスクがあるため、十分な知識や計画が必要です。また、添加物や人間用の調味料を使用しないようにし、食材の安全性にも十分注意することが重要です。獣医師や獣医師が推奨する栄養士に相談し、正しい手作りご飯のレシピや栄養バランスについて学ぶことをお勧めします。」
手作りごはんを作るにはある程度、基礎知識が必要だったり、犬のコンディションを考慮するなど、ある程度の事前準備が必要、というのは正しい指摘です。
一方「添加物を使用しないように」というのは、ちょっと誤訳かな、とも思います。なぜなら、犬の手作りごはんにわざわざ食品添加物を加えるようなことは普通しないからです。
おそらく着色料とか、ハーブなど犬の手作りごはんの栄養面にに大きく貢献するわけではない、ちょっとした色付けや香り付けなどは不要ですよ、というニュアンスではないかと思います。
添加物、と言葉の意味そのままに解釈するならば、一定期間保存する前提で作られたペットフードの方が食品添加物を使用しています。
それについてChatGPTは「犬に最適な食事は、高品質の犬用フードを与えることです」と言っているわけですから矛盾が生じるわけです。
つまり、当然ですがChatGPTは犬の食事を俯瞰的にあらゆる角度から考えて回答してくれるわけではないし、そこはやはり人間が関連する別の知識を引っ張ってきてつなぎ合わせ総合的に考えたり、判断する必要がある、ということになります。
個人的にはChatGPTのようなツールは情報集めやアイデア出しにはすごく役立つと感じます。
ただ、集めた情報は当然ながら間違っていることもあるし(それはChatGPTのWEBサイトにも明記されています。間違いもあるからそこをわかった上で利用してね、と)そこは人間が別の情報源や資料を調べて裏を取り、複数の情報を並べて、比較したり、つなげたりして「考える」という作業が不可欠。
こうした特性を知った上で、うまく利用するのが現時点でのベストかな、と個人的には感じている次第です。
では「情報をうまく利用する」にはどうしたらいいのでしょうか?
やはり犬の食事について、幅広い基礎知識を持つことが必要です。
犬の食事について最終的に判断するのは、現時点ではやはり人間、ということですね。
今回の講座では、判断のための材料をご提供しています。犬の食事について真剣に考えたい、という飼い主さんはぜひご参加ください。
「犬の食事を考える:オンライン学習講座」
詳細のご確認とお申込みはこちらから!
https://www.officeguri.com/dog-feeding/
募集期間:2023年4月30日(日)23:59まで
募集人数:10名様