コラム

犬も七草粥。おかゆの勧め。

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こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。犬の手作りごはん歴14年目くらいです。

さて、今日は毎年恒例「犬にも七草粥」の話をします。七草粥についてはこちらの記事で「七草の薬効」などを詳しく紹介しています。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

七草粥の作り方は簡単

スーパーで七草セットが売られています。私は毎年、セットを利用していますよ。近所のスーパーで1月4日に入手済みです。

明日が七草粥の本番なので、もし七草粥を作ってみたい、という方は1月6日の午前中に入手されることをお勧めします。

夕方になると売り切れるところも出てきます(経験済み)。七草の材料は、早めにゲットしておくのがいいですね。

基本のおかゆの炊き方

おかゆの基本の炊き方ですが、我が家の方法を参考までにご紹介しておきます。

材料:

  • 白米またはもち米:1合
  • 水:600cc
  • ごま油:少量

作り方:

  • 米にごま油を絡める
  • 鍋に水と米を入れ、柔らかくなるまで煮る

圧力鍋だと加圧10分、その後自然放置で手軽に炊けます。仕上げに刻んだ七草を加えてやわらかくなるまで煮ます。

普通の鍋の場合、おかゆは炊き上がるのに45分~1時間くらいかかります。その間に水分がっけこう飛ぶので、水の量を1000cc程度まで増量。焦げ付かないよう注意。場合によっては途中で水を足します。

七草を最後に加える所は一緒です。最後に加えることで、七草への火の通り加減が調整でき、煮過ぎて七草がクタクタになりません。

こうやって作った七草粥を犬の手作りごはんのいつもの「主食」として扱います。

要はご飯と一緒ですから、そこに鶏肉や豚肉、卵などの「おかず」にあたるものを加えると立派な犬の七草になりますね。

七草粥は「犬におかゆ」の入門メニューとしてお勧めです。

犬におかゆがおすすめな理由

おかゆは消化がよく、水分補給にもなります。お湯の量を調整することで、サラサラからとろみのある状態まで色々なタイプのおかゆを作ることができます。

あと、おかゆは何も白米だけで作るわけではありません。

小豆粥、蕎麦の実を加えた蕎麦粥、雑穀粥などバリエーションが豊富です。

あと病人食のような真っ白なおかゆだけでなく骨つき肉と一緒に煮る肉粥。棗、枸杞子、栗などを入れてくる種実類のおかゆなど色々。

おかゆ自体、料理の一大ジャンルとして人気があります。おかゆをテーマにレシピ本もたくさん出ている。

最近、本をチェックしていたら辰巳芳子さんの書いたおかゆ本を見つけました。あとで本屋に実物を見に行こうと思っています。


おかゆは犬の健康管理の味方になる

私が犬の手作りごはんに「おかゆ」を勧める理由を書きます。おかゆは健康な犬にも、もちろん良いものです。しかしながらおかゆをマスターしておくと犬が体調を崩した時、老犬になった時にものすごく役立ちます。

食欲があまりない時、胃腸の調子が悪い時特に老犬の食事はとろみがあった方が食べやすくなります。また、おかゆであれば色々な具材を柔らかく煮込んで食べさせられる。

大事なので繰り返し言いますが、何よりおかゆは水分補給に最適です。

穀物の旨味が染み出した重湯部分がとても美味しいのはもちろんですが、カツオや骨つき肉などを加えて動物性の出汁が滲み出るように調理したおかゆは上等な食べるスープになります。

こういうレシピ、おかゆという選択肢を持っていると犬の健康管理上、何かしらに強みになります。

そんなわけで、興味のある方は是非、犬に七草粥を。

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