こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。
先日久しぶりに大きな揺れを感じてびっくりしました。東日本大震災の余震と考えられるのだとか。1週間程度は再び強い地震がくる可能性があり、気象庁が注意を呼びかけています。
地球の活動規模は壮大なので、10年前にあった大地震の余震が今くる、ということが起きているわけです。日本は災害大国でもあるので備えはしっかりしておきたいところですよね。
というわけで、今回は「犬との防災」をテーマにした書籍をご紹介しようと思います。
『決定版 犬と一緒に生き残る防災BOOK』
コロナ禍の真っ只中な現在、災害があった際、避難所はたくさんの人が集まるので避けたい、という要望も増えてきています。
また、これはペットと避難する人たち全員がおそらく考えるポイントでもありますが、動物の安全を守りつつの避難、というのはハードルが高い場合も多い。
ペットは私たちにとっては家族です。しかし避難所に集まってきている人たちの中には、動物が苦手、毛に対してアレルギーがあるなど、様々な事情を持つ方たちも大勢いらっしゃいます。
また、ペット同伴可の避難所も少しずつ増えてきてはいますが全部ではない。ペット同伴での受け入れを拒否される場合も、当然あります。
これに対し「ペットも家族なのに、ひどい!」と感情的にクレームをぶつけるケースも時々みられます。
しかし、ペットが私たちの家族である、という考えを持つのと同じように
「動物は怖い」
「においが苦手」
「毛に対してアレルギーがあるので、近くにきて欲しくない」
という風に、それぞれの感じ方や健康上の必要をお持ちの方もたくさんいる。
平時であれば、犬好きの仲間たちに囲まれて「犬は可愛い」と平和に過ごすことができますが、緊急時には「犬は苦手、嫌い」という考えの人たちとも接することが出てきます。
そういうときに、お互いの立場を理解しつつ、人間もペットも安全を確保するにはどうしたらいいか?これは、普段から考えておかないと、とっさに答えは出しにくい問題です。
その点『犬と一緒に生き残る防災BOOK』では、在宅避難を基本とし、車避難やテント避難、ホテル避難など避難所以外の避難方法を複数提案しています。
ペットと避難する際は、避難所以外のオプションを複数持てると安心です。もちろん、安全が最優先ですので、避難所が最も安全な状況下では迷わず避難所を選択することも忘れずに。
電子版もあるので、購入してスマホで読めるようにしておくと有事の際に心強いですね。
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