Office Guriの諸橋直子です。今回も「秋の犬ごはん、おすすめ食材」についてお話しします。今回は「カリフラワー」を取り上げようと思います。
ブロッコリーと比べると、ややマイナーなイメージのカリフラワー。
色が白寄りなので、白い素材と合わせた「白いスープ」が有名です。お肉と炒めても美味しい。そんなカリフラワーについてのお話です。
実は冬が旬!犬もおいしい「カリフラワー」を食べよう
スーパーの店頭にカリフラワーが並び始めると「お、冬だな」と個人的に感じます。現代では栽培技術進歩により年中スーパーで入手可能なカリフラワーですが、本来の旬は10月〜3月とされています。
Office Guriのある北海道札幌市では、今時期スーパーでは地元産のカリフラワーが並び始めます。
スタンダードな真っ白いタイプのほかほんのり黄色味がかったもの、薄い黄緑色をしたものなど様々なタイプを見かけます。
ほくほくとした食感が特徴でビタミンCを多く含みます。
ちなみにカリフラワーはブロッコリーの突然変異種とされています。見た目が似ているのは、親戚だから?といえそうです。
そんなブロッコリーと比較すると、カリフラワーのビタミンCは熱による損失が少ないというデータがあります。またカリウムを多く含み、体内の余分なナトリウム排泄にも役立ちます。
食物繊維を多く含むため、犬のお通じの手助けにもなります。
色々と犬にとってメリットが多い野菜です。美味しく調理して、犬に食べてもらいたいですね。
カリフラワーの「白さ」を生かして、白の食材との組み合わせを楽しもう!
カリフラワーのイメージカラーである「白」。その「白」を生かした「白いスープ」が、カリフラワーのレシピでは有名です。
「白いスープ」とは一体何か?というと、白い食材を集めて煮込みスープにしたもの。
カリフラワーに、じゃがいも、セロリ、カブなどの白い野菜を合わせてチキンスープや牛乳で仕上げるスープです。犬の場合はここに白身魚やチキンを合わせると栄養バランス的に良くなりますです。
特にこれから寒い季節に入るので、具材をコトコト煮たスープを少し温かい状態で出してあげると寒い日には犬が喜びます。特に我が家は14歳老犬なので、冬のごはんは「ちょっとぬるめ、体が冷えない程度の温度」で出すことを心がけています。
カリフラワーは、お肉と合わせて炒め物もおすすめ
小房に分けたカリフラワーを電子レンジで軽く加熱した後、フライパンでお肉と合わせて炒めるのも犬のごはんにおすすめです。
肉は鶏肉、豚肉など犬が好むものを選んであげればOKです。にんじんやピーマンをプラスするのも良いですね。
老犬には少し小さめにカットしたカリフラワーと、ひき肉を炒め合わせます。最後に水を加えて軽く煮て、とろみをつけたあんかけ仕立てもおすすめです。
とろみがつくことで、舌や顎が弱った老犬でも口に運びやすく、食べやすくなります。
というわけで、今回は「カリフラワー」についてご紹介しました。旬の食材を犬と一緒に楽しめるのも、手作りごはんの楽しさです。ぜひ犬の手作りごはんに使ってみてください。
おすすめスープ本3冊の紹介
普段参考にしているおすすめスープ本をご紹介しておきます。人間向けのレシピ本なので、犬用にアレンジする際は玉ねぎなど、犬にNGな食材を除いて作ってくださいね。
【1】すごくいい!全部美味しそう!3冊の中で一番参考にして作っています
スープ教本 | 坂田 阿希子
【2】ウー・ウェンさんのレシピにハズレなし!
元気になるおかずスープ | ウー・ウェン
【3】ワンランク上の家庭でのスープ作りに
おいしいスープがあればいい 三國流おうちでつくる極上スープ | 三國清三