「家で過ごそう」
コロナウイルスの影響で、家で過ごす時間が増えています。こんなときはいつもより少し難しい本にチャレンジしてみませんか?
手元にある本をじっくり読み込んでやる
今、私の手元には図書館から借りた本が9冊あります。ラインアップはこんな感じです。
今借りてるラインアップはこれ(9冊だった)。
— Naoko Morohashi | うちで過ごそう (@officeguri) April 14, 2020
貸し出し期間も自動的に延長されたので
じっくり読ませてもらおう。
生物学と感染症に少しだけ詳しくなれるよう頑張る。 pic.twitter.com/bsSmnDYYZP
貸し出し期限が迫っているので読み終えたものは今日、図書館に持っていき
届いている予約図書も受け取って…と呑気に構えていました。
そうしたら、何と!今日から5月6日まで臨時休館。
それに伴い、貸出期間も5月14日まで延長となりました。
本当についさっきまで、ああこの本期限までに読み終えられないから、完読するのはあきらめよう、と返す予定の本の上に重ねたばかりだったのに。
調べ物をする上で図書館の利用は欠かせない
過去にもこのメルマガでは、犬の健康のことを勉強したり調べるのに、図書館を利用しましょう、という話を何度かしています。
情報は今はネットで集めるのが便利ですが、手段は複合的に、視点を変えてが基本です。ネットで網羅できない専門的な情報はやはり図書に頼るのがベスト。
そういう意味で、図書館がコロナウイルスの影響で臨時休館になるのは非常に痛手ですが(先月も長い休館の間、予約図書を心待ちにして過ごしていた)逆に捉えると、難しい本を時間をかけてじっくり読む猶予ができた、ということでもある。
メモを取りながら本を読む
じっくり読む、というのは私の場合、メモを取りながら教科書のように、本の中身を頭の中に落とし込みながら読む、という意味です。
例えばこういう感じです。
実はこの読み方、すごく苦手です。本当は「読む」に専念してぱっぱと先に進みたいのが本音。
でも難しい本を読むときにはそうもいきません。
前半のこの部分を理解できていないと、後半がまったくわからない、というようなことが起こってきます。
なので、難しい本を読むときにはシャープペンシル片手に、誰にも邪魔されない時間をとって腰を据えて読みます。
メモは専用ファイルに、ジャンルごとにまとめています。それを必要に応じて読み返したり、仕事に使ったりしています。
せっかくだから、ちょっと難しい本にチャレンジしてみよう
というわけで、今日の核心。
このメルマガではいつも、初心者向けに犬のこういう本を読んでみましょう、とおすすめすることが多いのです。
でも家にいる時間がながくなりがちな今こそ「ちょっと難しい。ハードルが高いな」と思える本にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
科学ジャンルがおすすめ
犬のことを勉強する際、犬についての本を読むのもいいです。それであれば、少しそこから幅を広げて、科学ジャンル全般に目を向けていくのがおすすめです。
一見、犬と関係なさそうに見える内容でも科学を知ることで「ああ、今受けている犬の治療や病気の薬って、こうやってできるんだ」とか「犬と人間の関係って、こういう歴史があるんだ」とか、犬に対する理解も必ず深まります。
古典もいいよね
科学はちょっと苦手、という方は古典文学にチャレンジするのもおすすめです。
「昔の人も現代と同じことで悩んでいるな」とか、今みたいな感染症の流行を題材にした物語を読むと「今も昔も、フェイクニュースやパニックってあるんだな…」など、歴史は繰り返す、を肌で実感できる作品もあります。
せっかく家にいる時間が増えるんです。
読書して、知識を蓄え、今までより少しだけ、ジャンルを広げて詳しくなってみませんか?
世の中には様々なブックリストが公開されています。プロの目を通したリストは良書が揃っているのでぜひ参考に。
おすすめブックリスト
100分 de 名著(NHK)
https://www.nhk.or.jp/meicho/
科学道100冊 2019(理化学研究所 / 編集工学研究所)
https://kagakudo100.jp/lineup
個人的おすすめ
こういうときこそ読書。