こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。日本アニマルウェルネス協会認定「ホリスティックケア・カウンセラー」、愛玩動物飼養管理士2級の有資格者です。
犬の手作りご飯歴15年になります。
先日メルマガで
「犬の手作りごはんでタンパク質足りてるかな?と心配な方、気になる方、この記事読んでおいてくださいね!」
と。こちらの記事をご紹介しました。
これが思いがけず、思った以上の人数の方に読んでいただけたようです(メルマガ内のURLがどのくらいクリックされたか?は全てわかるシステムになっています)。
ところで実はこの記事、初心者向けにしては少し高度な内容です。
そして世の中の傾向として「短時間で●●できる!」的な簡単な内容の方が、ページビュー数は伸びます。いいね!もつきやすです。
その反面、高度な内容については敬遠される傾向があります。
「小学生でもわかる内容でないと」とよく言われますが、本気で何かを学ぼうとしたら難しいことも勉強することも、必要。
専門用語の羅列で煙に巻く専門家は論外ですが、なんでも簡単な言い回しに変えて話せばいいっていうもんでもない。
そういう意味では、前回のあの、少々面倒くさい計算などもある記事を思いがけず多くの方に読んでいただけたのは本当に嬉しかったです。
犬の手作りごはんや栄養に関しては初心者だけど、いろいろ勉強して自分自身のレベルアップを図りたいよ!という方向けに今後もメルマガを配信して行こう、と思った次第です。
というわけで、「手作りごはんとタンパク質量」に関するこの記事は、是非読んでおいてくださいね。
やっぱり栄養学の基礎は知っておいた方がいい
基礎をちゃんと知った上での「ざっくり手作りごはん」と全く知識がない状態での「てきとう手作りごはん」は違うという話をします。
別に「栄養学の知識がないと手作りごはん作っちゃいけません!」という話ではありません。
ただ、最低限は知っておく必要はある、と思っています。
何故か?
「自己流の手作りごはんで、犬の栄養ちゃんと取れているの?飼い主の自己満足では?」
という批判は常にありますし(手作りご飯がこれだけブームになり、認知もされていても、依然としてある)そういう主張を耳にしたとき、やっぱりある程度ちゃんと根拠に基づいて反論したいですよね、という話です。
反論と言っても別に、ケンカをする必要はありません。
(個人的にそういうのは面倒臭いので、私の場合基本無視しています。ただ、どうしても対決しなければならないようなシチュエーションになったときに、それなりの根拠を提示して、真っ向から議論するだけの材料はちゃんと備えていますよ、ということ)
ただ、
「あなたの犬のご飯、それで本当に栄養足りてるの?」
と問われたとき。
何はさておき、そのご飯を作っているあなた自身が
「…え、そう言われると自信なくなっちゃう」
では少々心許なくないですか?ということです。
もし私が犬の側だったら…
我が家には14歳と7歳の犬がいます。もし私自身が我が家の犬であったなら
「えええええ、ちょっと他人から言われたくらいで自信揺らいじゃうの?人間??そんなご飯を食べさせられる犬の身にもなってよ!
私、アンタがくれるご飯以外、食事の選択肢ないよ!!このアホがああ!!」
と激怒すると思う。
犬に激怒されるのも嫌です(実際には我が家の犬たちは心優しいので、へへへ、美味しければ何でもいいよ~、と笑って許してくれそうですが)。
何より私自身、自信を持って
「この手作りごはんは旬の食材満載で、新鮮、美味しい!なおかつ体にもよし!」
と思えるものを犬に食べさせたい。
そう考えています。
今メルマガをお読みのあなたご自身は、いかがでしょうか?
「うーん、確かに!犬の手作りごはんは体に良いものだって確信してるし、犬だって喜んで食べてくれるから続けられるし、これからも続けたい。
でも”栄養足りてる?”って急に聞かれると、その自信が風船萎むみたいにしょぼーんってなっちゃうのも事実。
どうせなら、自信を持って”手作りごはんっていいよ!おいしいし栄養もバッチリ!”って言えるようになりたいなあ」
もしそういう風に少しでも感じる場合、犬の食事の栄養について基礎知識を学ぶのがお勧めです。
まず「五大栄養素」からはじめよう
「でも、何から学びはじめたらいいの?」
はい、初心者の方はまず「五大栄養素」を抑えることが大事です。
五大栄養素は「体の健康を支える基本の栄養素」です。
この「五大栄養素とは?」を理解することが、スタートラインです。
セルフ学習用電子書籍をご利用ください
詳しい学習方法については次号のメルマガでご紹介予定ですが、セルフ学習用電子書籍もご用意しています。少しでも早く学習を開始したい!と言う方は電子書籍をご利用くださいね。