こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。この記事ではSTAY HOMEで家で過ごす時間が長くなったという方におすすめの「無料で学べるオンライン学習講座」をご紹介します。
世界中の大学が、オープンエデュケーションという形で無料コースを公開しています。多くの人たちがアクセスして学んでいます。
今回はその中でも「犬」に関するコースを2つピックアップします。
2020年はオンライン学習が飛躍的に進んだ1年
個人的には、以前からオンライン学習はかなり利用していました。それでも依然として、対面式のクラスや教室の方が圧倒的多数。それが今年はコロナウイルスの影響で、オンライン学習がすっかり市民権を得た感じですね。
最近の傾向として、社会経験や人生経験を積んでから改めていろいろなことを学びたいという方が増えています。
私も地元大学の教育コースに、現役大学生さんに混じってオンライン受講していますが、社会人の方も結構多いです。下は30代から、上は60代くらいまで。
やっぱり人間は「好奇心」が基本強い生き物ですし「成長欲求」も強い。
コロナの影響で「人が集まる」機会自体が減りました。その一方で「集まらない」形で、オンラインで全世界に教育機会を提供しようという学校やカルチャー教室が増えています。
これ自体は、学びたい意欲が強い人には朗報だと思います。
犬・動物について学ぶ無料オンラインコース2つを紹介
英語圏では大学講義を無料オンラインで提供するプラットフォームが、かなりたくさんあります。一部は日本語サイトもあるので、私たちも気軽に利用しやすいです。
「Coursera(コーセラ)」はそんなプラットフォームのひとつで犬についてはこんなコースが用意されています。
Dog Emotion and Cognition | 犬の感情と認知(日本語字幕あり)
https://ja.coursera.org/lecture/dog-emotion-and-cognition/introduction-to-dog-emotion-and-cognition-3wkRr
講師はアメリカの名門・デューク大学のAssociate Professorを務めるBrian Hare氏です。もともと進化人類学の専門家であるにも関わらず「犬」に興味を持ち研究しているという人。
私も試しに受講してみましたが、話し方が明るく、とてもわかりやすい講義でした。
2つ目にご紹介するのは、犬だけではなく「動物の福祉」全体について、ちょっと考えてみたい、という人におすすめの講義です。
Animal Behaviour and Welfare | 動物の行動と福祉(一部日本語字幕あり)
https://ja.coursera.org/learn/animal-welfare#syllabus
「動物にも私たちと同じように感情がある」というのが理解されたのは、歴史的に見ると結構最近のことです。
イギリスの哲学者・ベンサムが18~19世紀にかけて「動物も感覚があり、苦痛を感じる。なので道徳的に扱われる権利がある」と主張するまで、動物は「心がない、機械と同じである」という扱いでした。
現在の動物を取り巻く人間社会について考える時、こうした歴史を学んでおくことが役にたちます。動物愛護や福祉に興味がある方は、受講してみてはいかがでしょうか。
無料オンラインコースで、興味のあることを学ぼう
オープンエデュケーションとして
気軽に学びにアクセスできるプラットフォームはいくつかあります。
有名なのは以下の2つです。
JMOOC | 無料で学べるオンライン大学講座
https://www.jmooc.jp/
Coursera | 無料学習リソース
https://ja.coursera.org/
今回ピックアップしてご紹介したコースのように「犬の健康や幸せを願う」という視点から様々なことを学べます。
そうすることで、飼い主さん自身も豊かになれます。
あなた自身が、今興味を持っているのはどんなことでしょうか?世の中でオープンになっている無料のオンライン講座の中でどんなものがピッタリ合いそうですか?是非気軽に探してみてくださいね。