こんにちは。犬の管理栄養士アドバンス、Office Guriの諸橋直子です。
今回の記事は、約半年ぶりに公開した「犬の手作りごはん動画」の紹介です。犬の手作りごはんレシピを考える際、人間用の料理レシピを参考にすると良いですよ、という話もしていきます。
鮭とセロリの炊き込みご飯
我が家の犬たちの食事風景をこれまでも動画にとって公開してきました。本当にただ犬が黙々とご飯を食べるだけの動画なので、そもそも公開する意義があるのかどうかちょっと疑問?と思わなくもない時期があったのですが
「食べている姿がかわいい!」
「材料をこのくらいの大きさに切ればいいんだ、など参考になります」
と言ったお声もいただくので、続けている次第です。
レシピや作り方は記事にまとめてあるので、知りたい方はこちらを参考にしてください。
犬の手作りごはんレシピはどう考える?人間のレシピを参考に、引き算で
手作りごはん完全初心者、という方は「犬の手作りごはん本」を参考に、まずは基本のレシピを作ってみるのがいいと思います。
本はたくさんあります。
なので書店で実際に手にとって、自分と合いそうだと思える本、これなら作ってみようかなと思えるレシピが2~3品あるならとりあえず買って、作ってみたら良いです。
参考までにAmazonで「犬 手作りご飯 本」で検索した結果も併せてご紹介しておきます。
『犬の手作りごはん本いろいろ』
https://amzn.to/35boOhf
書籍のレシピは複雑なものも多い
個人的には本に出ているご飯は「見た目が綺麗」「その分、材料の数が多い」
「調理の工程が複雑」だったりと「長く続ける」という視点で考えると難しいかな?というレシピも多いです。
そこはやはり、書籍なので見た目が美しくないと売れないなどの事情もあると思います。
しかしながら「長く続けるのであれば、無理しないのが一番」というのもまた真。
ではどうしたらいいか?ある程度、犬のご飯作りの「基礎」を固めた方であれば、人間用のレシピを参考に、引き算がおすすめです。
参考になるレシピサイト
例えば:
きょうの料理
https://www.kyounoryouri.jp/
味の素パーク
https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/
私はこういうレシピサイトを見るのが好きでよく見ています。
時間があると、食べたい素材を入れて検索して、ボーッと眺めたり、作ってみたいものをブックマークしたり、メモを取ったり。
今の時期だと、白菜、キャベツが大量にあるのでこれをどう、美味しく犬を含む家族全員でいただこうかな?と考えるのが楽しい。
人間用のレシピなので、犬用にアレンジするにはそこから引き算します。
味付けはしないので、塩とかみりんとか醤油などは基本、入れません。タマネギを使っているレシピは、キャベツかセロリに置き換えます。
キノコは微妙なラインで、本ではよく「犬にも良い」と書いているものもありますが我が家の犬たちの場合、キノコは高確率で吐きます。そのため、細かく刻んでほんの少量とか、あとはキノコの煮汁、椎茸の戻し汁などで代用します。
あたり前ですが、人間用のレシピの方が断然情報量が多いですし、レシピ本も圧倒的に多い。
この格差を説明するために、WEBサイトの例を取り上げます。世界のWEBサイトで最も多く使われている言語は英語で52.9%だそうです。それと比較して日本語は3.8%。
参考:インターネット上に無数に存在するウェブサイトではどのような言語が使用されているのか?
https://gigazine.net/news/20180731-how-languages-used-online/
調べ物をする際、英語のWEBサイトも検索に含めるとえられる情報が圧倒的に多くなりますが、犬のご飯もこれと一緒です。
犬のごはんは大事なことですが、世の中から見ればまだまだマイナー。だったらメジャーである「人間用のご飯」の情報を参考に、犬用にアレンジする方が簡単です。
こんな風に、人間向けのご飯レシピを参考に、最近では「サンマの炊き込みご飯」とか、「たらのブイヤベース」などいろいろ旬の魚を使って犬のご飯をあれこれ作っています。
こちらは近日、動画や記事にまとめる予定ですので、ぜひ楽しみにお待ちくださいね。
過去のレシピはこちらにまとめてあります。