接触性皮膚炎

接触性皮膚炎 | 犬の皮膚病【初心者向け】

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犬の「接触性皮膚炎」の解説です。

接触性皮膚炎とは?

接触性皮膚炎は原因別に以下の2つに分けられます。

  • 一次性接触性皮膚炎:刺激物、有害物質との接触で起こる
  • アレルギー性接触性皮膚炎:アレルギーを起こすものとの接触が原因

一次性接触性皮膚炎

一次性接触性皮膚炎の場合、触れた物質の毒性の強さによって症状の強さもきまります。どの犬にでも起こり得ます。

アレルギー性接触性皮膚炎

アレルギー性接触性皮膚炎は、触れた物質に対してアレルギーがある場合に起こります。アレルギーの原因となる物質は特定が難しく、カーペット、プラスチック、塗り薬に含まれる成分など様々な原因が考えられます。

アレルギー性接触性皮膚炎の場合、アレルギーの原因となる物質との接触が長く続くと炎症の範囲が広がります。原因と思われる物質を考え、接触を断つことが大切です。

原因の特定

アレルギー性接触性皮膚炎が疑われる場合、最近、犬の生活環境に変化がなかったか?を考えてみましょう。

  • カーペットを取り替えた
  • 犬のフードボウルを取り替えた(材質が変わった)
  • 新しい散歩コースで新しい植物に接触した
    (除草剤が影響する場合もある)

原因がわかれば、それを避けることで症状は改善します。わからない場合はストロイド剤の外用薬などによる治療が行われます。

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