犬が人間のご飯を欲しがり、与えたペットフードを食べない、という悩みにこの記事では回答していきます。
人間の食事をそのまま与えるのは厳禁
犬がドッグフードを食べないので、人間のご飯を少し与えてみたところ味をしめて毎日欲しがるようになった。
そのせいで、ドッグフードを与えても全く食べなくて困っている。
このよう悩みを持つ飼い主さんが時々いらっしゃいます。
予備知識なして人の食べ物をそのまま与えないで。犬が食べると健康を害する場合あり。
人にとって問題がない食べ物でも、犬にとっては健康を害する場合があります。
その代表は玉ねぎです。犬が一定量以上の玉ねぎを食べると玉ねぎ中毒を起こすことがよく知られています。
これ以外でも、一度に大量の脂肪を摂取すると犬の急性すい炎の原因になることも知られています。
このように食べ物から受ける影響は、人と犬とでは違います。
「おねだりをする様子が可愛いから」
そんな理由で犬に人間の食べ物をそのまま与えるのは、決して愛情深い行為とは言えません。絶対にやめましょう。
好ましくない食生活をどう改善する?
人間のご飯をそのままもらうことに慣れた犬は、食生活の改善が必要です。
ポイントは2つ。
- 人間の食べ物を与えない
- ペットフードのみを時間を決めて与える
出されたペットフードを食べない場合、フードは下げてしまいます。そうすると1食抜きになるわけですが、そうすることで犬は次の食事時間までに空腹になります。
空腹であれば、次の食事時間にペットフードを目にすれば犬も食欲が湧きます。
犬はもともと、食事間隔が不定な生き物です。1〜2食抜いた程度では健康上問題もありません。
誤った食生活は早めに改善することで、犬の健康上メリットが大きいです。もし人に食べ物に慣れてそればかり欲しがる犬の場合、早めの対応がおすすめです。