ひき肉

「めっちゃおいしいトマト煮込み」犬の手作りごはん

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Office Guriの諸橋直子です。連休中に犬の手作りごはん動画を1本公開しました。手作りごはんに興味がある方は、是非チェックしてみてください。

今回のごはんは、野菜と挽肉をトマト缶で煮込んだシンプルなもの。いわゆるミートソースごはんですね。

我が家は8歳と11歳、2匹のシニア入口+立派なシニアになる犬たちがいます。ミートソースごはんは、そんなシニアな犬たちのために作ったもの。

そこで今回は、この一見ざっくり作っているように見えるレシピの、どの辺がシニア向きなのか?について解説します。

シニア=老犬って何歳から?

犬の年齢換算については、本当に諸説色々あり、どれが正しい!と一言できれいに片付きません。

一般的には、以下のようなヒト・犬の年齢換算表が用いられます。

ワンちゃんは何歳からシニアになる? | Lidea

ただこの表でいくと、昨年16歳半で天寿を全うした我が家の黒ラブ・ぐりは117歳になってしまいます。一緒に老犬と暮らした経験からすると、それはちょっとないかな?という感じです。

周りのご長寿ラブの皆さんを見ても、17歳でしっかり歩いてご飯も食べているので、感覚的には80代くらいかな?と思います。

最近では、単純に犬の年齢×7、といった計算ではなく、別の視点で犬の年齢を考えるやり方が出てきています。

それが「エピジェネティック時計」です。

犬の年齢をヒトの年齢に換算するための新たな計算式が明らかに| ニューズウィーク日本版

これによると犬の16歳はヒトの75歳位に相当しています。これは感覚的にも受け入れやすい年齢ですね。

さて、こうしてみていくと、犬の一生は長いようであっという間に過ぎていくものだと実感します。

赤ちゃん感覚で育てていても気がつくと老犬期に入っていて、食事で配慮すべきポイントも色々と変わってきます。

犬と暮らす人間側はこの事実を受け止め、体の変化に合わせてあらゆる対応をしていかなくてはいけません。

なので年齢換算表をみるたびに、私自身は少し気持ちが引き締まる思いがします。

では、老犬の食事、具体的にどのような点に気をつけたら良いのでしょうか?

消化のしやすさに配慮しよう

冒頭でご紹介したこのレシピ、実は消化のしやすさに配慮して作成しています。

というのは、最近11歳のカンナがおやつのりんごをほぼ丸呑みし、後から戻す、という事件があり

「おいおい、ちゃんと噛んでよ」

と思ったからです。

それと同時に、本人もいつもと同じ感覚でちょっとだけ噛んで飲み込んだろうなあ、と察せられました。

若い頃ならそれでも問題なかったのにやっぱり年かも、と思い、最近は「消化の良い、美味しいごはん」を意識している次第です。

今回のレシピの材料と作り方は以下の通りです。

材料

  • ごはん:適量
  • 豚ひき肉:320g
  • にんじん、ナス各1本
  • オリーブオイル:適量

作り方

  1. にんじん、ナスを角切りにし、オリーブオイルで炒める
  2. ひき肉を加えてさらに炒める
  3. トマト缶を加え、煮込む
  4. 冷まして、ご飯を添えて犬に与える

ちなみに煮込み時間は動画内でもご紹介していますが、たったの3分。

それでも、野菜類を角切りに、炒めることである程度火を通してから煮込むことで柔らかくしています。ひき肉はそのまま飲み込んでも、最初から細かく砕いてあるので消化がしやすいです。

材料をあらかじめ小さくしておくこと、煮て柔らかくすること、
たったこれだけですが、この「ちょっとした工夫」が犬の食べやすさ、消化のしやすさにつながります。

美味しく食べて、長く元気に。

食から犬の健康を支えていけると嬉しいですね。

この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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