こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。
我が家には2匹のラブラドールがいるのですが、冬になると、後から来た犬が先住犬を尻に敷くようになります。
それはどういうことかと言うと、1匹(黄ラブ)がもう1匹(黒ラブ)を寒い季節になると必ず「椅子」にするのです。
子犬の頃からずーっとぐりを尻に敷いています。理由は謎ですが、寒い季節限定なので、お尻温めてるの?説が有力。
または大事なお尻を預けることで…これは信頼の証なのか?
と言うわけで、今日は「うちの犬がまた先住犬を尻に敷いてる」という話と、もうひとつ「近日犬用手作り石鹸再販します」と言う話をします。
石鹸の色は材料の種類で変わります
昨年末に仕込んでおいた犬用の石鹸がいい感じに熟成しました。
今回はカモミールやら、蜂蜜やら好みの素材をこれでもか!と練り込みました。
個人的には写真の一番下にある「北海道ラベンダー&はちみつ」が大変気に入っています。
ちなみに4つの石鹸は全部色が違いますが、それぞれハーブだったり、クレイだったり素材から引出された色で実に綺麗です。
植物の色素は奥深い
話は少し飛びますが、私の習い事の先輩に、糸を染めるところから始めて、布や帯を織ってしまうという、とてつもないスキルをお持ちの方がいます(自宅に織り機があるそうです)。
ご自宅で育てた花や、山で採取した植物で糸を染めるのですが、そうやって織りあがった布の色はえも言われぬ独特の深みがあり、実に美しい。単色の染料ではちょっと、絶対に出せなさそうな色なのです。
例えば、淡い黄色の中にみる角度によってうっすら青味がかってみえるなど。こんな色みたことない、と言う色合いがでます。
染色ってすごいなあ…と感心することしきりです。でも考えてみれば、実は表現の形はちょっと違いますが、石鹸でもこの「植物の持つ色を引き出す」と言う作業は結構やっているんですね。
例えば、さきほどもご紹介したこの写真。一番上は「カモミール」のハーブ水で仕込んでいます。するとこんな風に、淡い黄色に石鹸が染まります。
ちなみに普通の水で仕込むと、できあがるのは「真っ白」な石鹸です。
写真一番下は「蜂蜜」を入れた結果、石鹸自体がキャラメルのような、何とも美味しそうな色に仕上がったもの。
面白いことに、蜂蜜であれば全て同じ色が出るかと言われればそうではありません。「何の蜂蜜を使うか?」で、また色が微妙に変わります。厳密にいうと、蜂が蜜を採取してくる植物の種類によって色が様々に変化します。
色も香りもぜひ楽しんで
植物が作り出す、淡くて暖かみがある石鹸の色が、個人的に大好きです。香り付けもすべて精油で行っているので、香りもしっかり楽しんでいただけると嬉しい。
そんな犬用手作り石鹸。近日販売開始します。どうぞお楽しみに。
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