コラム

犬の手作りごはんに魚(1)調理のハードルを下げる方法3つ

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Office Guriの諸橋直子です。朝スーパーに買い出しに行ったところ、子持ちガレイがたくさん売られていました。魚も色々と旬があって楽しいですね。

例えば鯛は春の魚として知られます。淡白でクセがなく、犬の手作りごはんにもぴったりな食材です。サワラも漢字で書くと「鰆」という名前の通り春に脂がのって美味しい魚です。

季節の魚をその時々で犬のごはんに取り入れると犬と一緒に旬の味を楽しみつつ、しっかり栄養も摂取できます。

というわけで今回は「犬に魚」をテーマにお送りします。

犬の手作りごはんには肉を使うことが多いと思いますが魚にも優れた栄養素がたくさん詰まっています。犬の食事に利用するメリットは大きいです。

そんな魚についてのお話です。

犬だって魚が好き!美味しい魚を犬にもぜひ。

犬も実は結構魚が好きだったりします。我が家の犬たちも食事のルーティンに魚を適度に取り入れていますが、よく食べますし、喜びます。

一方で、魚は作る側に敬遠されがちな素材でもあります。

理由は

  • 骨取りが面倒
  • おろすのが厄介
  • 手で生の魚を触りたくない(気持ちはわかる。私もそうです)

などなど。

実際のところパックから出して焼くだけのお肉や、まな板で切らなくても良いひき肉などはとても便利ですよね。

一方で魚には魚特有の風味や旨みの他に、肉では摂取しにくい栄養素も含まれています。この栄養素については回を改めてご紹介するとして(次回のメルマガで配信予定です)ここではまず、

調理の面倒さをどう解消する?

について、考えていこうと思います。

骨取りが面倒 → 使いやすい「骨抜き」を使うと楽ですよ

魚の骨取りって確かに面倒ですよね。しかしながら「骨取り」には専用グッズがちゃんとあります。それが「骨抜き」。

ステンレス製のものがたくさん売られています。安定の高品質ブランド、貝印さんの製品もあります。

貝印(Kai Corporation) KAI ステンレス 骨抜き

数百円から買えるので、もし「骨取り」って面倒だし、いやだからしない、と敬遠されていた方は、ぜひこうした便利な器具を一度試してみていただければと思います。

私も「骨取り」って面倒だし、嫌いだなあとつい最近まで思っていました。しかしそれで自分自身が魚を食べないのも、家族に提供する機会が減るのも良くないな、と考え真面目に「骨取り」をするようになりました。

最初はしぶしぶ、という感じでしたが慣れてくるとこれが、結構面白い。

すっとキレイに骨が抜けた時は「おお!」とちょっと感動しますし、慣れるとどうということはない作業です。

何より骨をとると自分も食べる時にストレスが減りますし、犬に食べさせる場合はどうあっても骨は取らなければいけません。

だったら調理前の生の切り身の状態で、専用器具を使ってしっかり骨をとった方が楽です。

「骨取り済み」の魚を購入するのもよし

でもっぱり魚の骨取り面倒臭い!」という方は、いっそのこと「骨取り済み」の魚を購入してみてはいかがでしょうか。

普通の切り身と比べて少々割高になりますが、最近では「骨・皮取り済み」の切り身も増えてきました。

ちなみに先日、家族がどうしても「鮭が食べたい!」というので買いに行ったところ、普通の切り身は売り切れで、この「骨・皮取り済み」のみが売られていました。

割高だったのでどうしようかな、とも思いましたが、一度「骨・皮取り済み」の切り身を買ってみるのもまあ勉強になるかと思い購入してみました。

そして実際調理してみたところ、確かに便利で食べやすかったです。

そのため、どうしても魚の骨をとったり皮を除くのが面倒!という場合、このような「骨・皮取り済み」の魚を購入するのも選択肢としてありだと思った次第です。

調理が面倒という理由で魚を食べないのは、魚に特徴的な栄養素を摂る機会を減らしてしまいます。

これらの栄養素は犬にもメリットがあるので、調理の手間のみが問題の場合、便利な半調理済みの切り身の利用が
おすすめです。

魚をおろすのが厄介 → プロに頼もう!

魚をおろすのは大変です。私も全然上手ではありません。自分でおろすと結構な確率で魚がボロボロになります。

なのでそんなときはスーパーで三枚おろしなど、プロにお願いするのがおすすめです。

たいていのスーパーで、魚のおろしはサービスでやってくれます。プロの包丁は切れ味抜群なので魚もキレイにカットしてもらえますし、面倒な内臓や頭も処理してもらえます。

というわけで大きめの魚は、プロに頼んで切り身や開きにしてもらうのがおすすめです。

魚は良質のタンパク源。調理のハードルを下げて、ぜひ犬のごはんに活用を

というわけで、今回は「犬のごはんに魚をどうぞ」をテーマに調理のハードルをどう下げるか?に焦点を当ててご紹介しました。

次回は魚が栄養学的にどう優れているか?をご紹介していきます。

ぜひ楽しみにしていてください。

この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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