こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。
さて、私は犬たちが野菜を食べる動画を時々Youtubeで公開しています。それについて「犬に野菜って大丈夫なんですね!?」「わんちゃんもキュウリ食べるんですね~」といったレスポンスを時々いただきます。
そこで今日は「犬と野菜」をテーマにお話しして行こうと思います。
犬に野菜をあげてもいいの?
何故このテーマを今回選んだかといいますとネット上で時々見かけるやりとりですが
「犬に●●って言う野菜を食べさせてもいいのでしょうか?」
「犬は肉食動物だから、野菜なんて食べさせちゃだめ!肉食動物に野菜なんて食べさせたら腸に負担がかかる!」
というようなのがあるからです。
あと、これとはちょっと違いますが犬に野菜をあげる際には「必ず加熱しなくてはならない!」というような説も世の中にはあるようです。
一方で、野菜を普通に犬にあげていますよ、という方も多くいらっしゃいます。
毎日メール拝見してます!!!ありがとうございます☆
私も、消化酵素に関しては難しくて未だ頭に入りませんが(苦笑)何度も読み返したいと思います☆
我が家のジャックラッセルの杏と、ノーリッチの美羽ですが生肉をあげていた始めの頃はうんちが柔らかくて(下痢ぎみの時もあった)大丈夫かしら?と思っておりましたが最近は半生のお肉に、同量の野菜などを混ぜてあげるようにしたら、良いうんちになってきました(^^)
フルーツもあげていますが、糖分が高いのであまりあげない方がよいのでしょうか?
ぐりちゃんが野菜をバリバリ食べているという事を拝見し、細かくしたり、煮たりしないでそのままあげても良いのだー!!と分かり安心いたしました!!我が家もゴーヤも食べますよー♪
みうみうさん、いつもありがとうございます。
ぐりちゃんが野菜をバリバリ食べているという事を拝見し、細かくしたり、煮たりしないでそのままあげても良いのだー!!と分かり安心いたしました!!
この点について補足させていただくと、我が家のぐりはある意味「野菜慣れ」してるんですね。
食べるの大好き大型犬!黒ラブ!ですのでキュウリは1本ままで食べますしレタスや白菜も、葉のまんま、むしゃむしゃ食べます。これが小型犬の場合だと、ある程度小さく食べやすくカットして与える、という配慮が当然必要になってくるでしょうし
「今まで野菜をあまり与えたことがない」という場合は、念のため加熱した野菜を細かく刻んで、ということも必要になります。
犬に野菜を与える場合、段階を踏もう
私はこうしたご質問をセミナーなど頂く際も、必ず「安全策」としてこのような「段階を踏む」ということをお勧めしています。
私たちも旅行に行って、珍しいものを食べたりいつもと違う土地の水を飲むとお腹の調子がおかしくなる、ということは大いにありえますよね?
全員がそうだとは言いません。たいていの人は大丈夫ですが中には「繊細は人」もいます。
たまたまちょっと体調が思わしくないときに珍しいものを食べたり飲んだりしたら「下痢をした」なんていうのはよくあることです。
人間の場合は、そんな風に「あー、疲れてたからね」「ちょっと調子悪かったからなあ」で済むのですが、犬の場合は何故か「手作り食が原因で犬がお腹を壊した!!」と、一方的に手作り食が悪かった的な扱いをされることが少なくありません。
なので、「段階を踏んで様子を見る」という手順は大切です。
加熱した野菜ではじめに慣らしで様子を見る。それで大丈夫そうであれば、生野菜もあげてみる。こうした「ステップ・バイ・ステップ」な方法がお勧めです。
犬は本当に肉食動物か?
「犬は肉食動物だから、野菜なんて食べさせちゃだめ!肉食動物に野菜なんて食べさせたら腸に負担がかかる!」この中に2つほど間違いがあります。
いったいこの内容のどこが間違っているのか?
これについて、以下の記事でさらに詳しく解説していきます。