こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。
2011年3月11日に起こった東日本大震災から、まもなく10年です。
2018年9月6日には北海道胆振東部地震が起きまして、札幌在住の我が家も被災。
液状化現象は最も激しい地域に隣接したエリアに住んでいたため、連日ヘリや取材の人たちがわんさか来ている横を車で通り抜けたのも記憶に新しいです。
ガソリンを買うのにめちゃくちゃ行列したり、停電したり、生鮮食品の入荷がしばらく無くカップ麺中心に過ごした日々の中で「日本でもこういうことってあるんだ!」と、思いました。
それまで災害に対して「知識として知ったつもりではいたけど、当事者になってようやく腹のそこから理解できた!」という経験があります。
そんなわけで…。
東日本大震災からもうじき「10年」、今年もあの「ハミングバードプログラム」が始まっていたので参加する話
災害対策として何をしたら良いのか?を考えつつ、情報を集めることにした次第です。
その過程で「犬を家族に持つ人たち向けの防災情報」をまとめた書籍を見つけたり、それを読者の皆さんにご紹介したりもしました。
一方で、災害の記憶はできるだけ無理のない形で世の中と「共有」できると良いと思っています。
その一環として、かれこれ8年ほど前から個人的に参加しているのが、このプログラムです。
「ハミングバード プログラム」とは?
スターバックス | 「ハミングバード プログラム」
https://www.starbucks.co.jp/tohoku/
以下、スタバサイトからの引用です。
期間中に対象カードでご購入いただいた商品代金の1%相当額をスターバックスが寄付します。
スターバックス ハミングバードプログラム
みちのく未来基金
震災遺児に進学の夢を。
東日本大震災により、遺児となった子どもたちの高等教育進学の夢を応援するための奨学基金です。震災で親を亡くした子どもたちの中には進学をあきらめ早く独立しようと考える子どもも多いといいますが、この子どもたちの支援こそが復興に繋がると考え、2011年10月に設立されました。
チャンス・フォー・チルドレン
すべての子どもに機会を。すべての子どもに夢を。
日本の子どもは、7人に1人が貧困状態。経済的な理由で、進学や夢を諦めたり、やりたいことができない若者がいます。
チャンス・フォー・チルドレンは、災害や家庭の事情で経済的に困難な子どもたちに、塾や習い事、体験活動などで利用できる「スタディクーポン」を提供しています。
https://www.starbucks.co.jp/tohoku/
利用者負担は限りなく「ゼロ」
参加方法は簡単。指定のスタバカードを購入→チャージして利用→利用額の1%をスタバが寄付、という流れ。
利用者は初回カード発行時に100円を寄付金として徴収される以外、負担ゼロです。
楽しく、美味しくスタバのドリンクを楽しんでいれば、自動的にスタバがその1%を寄付してくれます。
こういうとき、「いやー、大企業ってすごいわ」と思います。同時にこうしたキャンペーンって「参加することにより、被災者のことを社会的に忘れさせない」という効果があり、これが結構大事かと思います。
何を隠そう隠しませんが、我が家はこのキャンペーン期間外も、同じスタバカードで通年コーヒー豆を購入しています。そうなると、カードを取り出すたびに「あー、これみちのく未来基金の」と思い出すわけです。
だからなんだ、と言われればそれまでです。しかし現在も災害の影響を受けて、困っている人がいるんだ、ということを「忘れない」事自体、繰り返しになりますが、大事かと。
どこかでずっと覚えているから、こうやって年に一度この時期にメルマガで「ハミングバード プログラムについて書こう」となりますしね。
スタバはテラス席を犬連れのお客さんに利用してもらうの歓迎、という、犬フレンドリーな店舗も多いです。
リードフックがちゃんとあったりですね、これからの季節、散歩の途中で寄るのは楽しいと思います。犬と散歩して、途中でスタバで一服。ついでにちょっと社会貢献になる。気負わなくて、こういうのが個人的に好きですね。
気が向いた方は、ぜひ今年から参加を。