こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。今日は「犬の石鹸シャンプバーを試作してみました」というお話です。
犬用石鹸シャンプーバー
前回の記事で「犬用シャンプーに何を求めますか?」をテーマにお話をしました。
これについては、読者の皆様からメールで
「保湿効果」
「うちの犬は肌が弱いので、やさしさ」
など、様々なお声が寄せられました。
我が家の場合はかれこれもう15年以上、自作の固形石鹸で犬を洗ってきました。
なぜわざわざ石鹸を自作していたかというと、石鹸は犬に合わせて材料を選び好みのものを自在に作ることができるからです。
例えば前回の記事でお話ししたとおり、スキンケアにも良いオリーブオイルをベースに作成するシンプルなオリーブ石鹸は、とろりと優しい泡で洗い上がりもおだやか。
更にオプションで乾燥する冬は保湿効果のあるはちみつを入れよう、シアバターもいいな、殺菌効果のあるティーツリー精油をプラスしてもいいよね、など季節やその時々の要求に応じて、様々なものを入れることができます。
石鹸の香り付けには、アロマテラピーで使用する「精油」を用いるのが一般的です。精油の良いところは、その香りで犬のシャンプータイムを心地よくしてくれるだけでなく、精油が持つ様々な薬理作用を活かせるところです。
我が家で活躍する精油の代表は以下の2種類です。
- ゼラニウム
- ラベンダー
いずれも成分的におだやかで、犬たちにも安心して使用できます。
*ただし、おだやかな成分であってもすべての犬に100%安全という意味ではありません。合う・合わないの個体差があるので、犬にアロマテラピーを行う際は、必ず愛犬に合うかどうか?を飼い主さんご自身がご確認ください。
という具合に、色々と犬に良い素材、こういう効果がほしいというものを、あれこれ入れ込むことができるのが固形石鹸シャンプーバーの良いところです。
そして実際に今回、試作したのがこちらです。
【犬用石鹸の型出しをしました】
【型出しした石鹸をカットしてみました】
ゼラニウム精油をたっぷりと加えたスキンケア石鹸です。石鹸のトップにフットプリントを施したデザインにしました。
このフットプリントがきれいに出せるか?を今回確認したくて試作したわけですが、きれいに形が出せたのでほっとしています。
せっかくなら「使って楽しいもの」を
犬のシャンプーは洗い上がりが優しく、スキンケアになるというのは基本機能としてあたり前のこと。
そこにプラスして、個人的には「使って楽しい」があると良いと考えています。
試作した石鹸の写真を公開したところInstagramやTwitterで
「おいしそう!」
「お菓子みたいですね」
というコメントを頂きました。
こんな風に、見た目が「美味しそう」な石鹸で犬をシャンプーするのは楽しいことです。
実際に私自身がこの石鹸をたいそう気に入っており、石鹸の保管庫を1日につい何度ものぞいてしまいます。
石鹸は熟成させる必要があり、実際に使えるようになるのは6週間後です。
また使用感などをレポートする予定なので興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ちください。メルマガにご登録いただくと、最新情報を見逃さずお届けできます。