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食事は老犬の命綱。気をつけるべき調理のポイントを知ろう | 犬の手作りごはん

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こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。暑さ、涼しさが交互にやってくる天気が続いています。そんな中、我が家のラブラドール2匹はのごはんは少しずつ衣替えをはじめました。

こちらは夏野菜である『トマト』を使ったメニューですが、加熱してあんかけうどんのスープとして活用しています。

旬の食材は、栄養価が高いことでも知られます。

季節に合わせて食材の取り合わせを楽しめるのも、手作りごはんの良いところですね。

さて今回は、前回に引き続き「老犬の食事」について取り上げます。

老犬の食事、気をつけるべき調理のポイントは?

について、お話ししていきます。

老犬が「あれ?なんかごはんが食べにくそう」と、感じたら。

我が家のラブラドール2頭は、9歳と12歳。大型犬では立派な老犬です。

ところで犬の食事風景を見ていると、ある時期を境に「あれ?」と気づくことがあります。

それは「食べ方の変化」。

以前はスープごはんも上手に食べていたのに、最近妙に具を周囲に飛び散らせながら食べるようになっているような。

昨年亡くなった16歳半の黒ラブ:ぐりにもそんな変化がありました。

なぜそんな事が起こるのか?

実はこれも、老化現象の一つです。犬は舌をスプーンのように使って食事をすくい取って食べます。しかし老化によって舌や顎の筋肉が衰えると、液体状のサラサラした食事だと食べにくくなる場合があります。

ではそんなとき、どうすればよいのか?というと正解は

  • とろみをつける

こと。

水とき片栗粉でスープごはんに軽くとろみをつけるだけ。たったこれだけです。

でもこの「たったこれだけ」の工夫が老犬の食事を楽にするのであれば、やらない理由がありません。

冒頭でご紹介しているこちらのレシピも、「あんかけ」にしているのはそのためです。

12歳のカンナはまだまだ元気ですが、立派な老犬です。なので少しずつ食べやすい工夫を取り入れて、日々の食事を作っています。

老犬の体の変化と食事について知ろう。

舌や顎、喉の筋肉の衰え以外にも、老犬には食事にまつわる様々な変化が起こります。

同時に老犬になるほど「食事」は生命線。しっかり食べられることが、老犬の健康を守ります。

なので「老犬の食欲が低下した場合、どうすればいいか」を知っておくのも、大事な犬の老い支度です。

食べやすい食事についても、知っておく必要があります。

栄養の知識も大事です。それと同時に、「食事の食べやすさ」や「食べる気を起こさせるための工夫」についても、知っておいていただければと思います。

Office Guriでは、そんな基礎知識をお伝えするオンライン学習講座を開講しています。

ぜひ老犬の健康を守る「食事の工夫」について知ってください。

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この記事は犬の健康基礎情報を学ぶ「ぐり通信」のバックナンバーです。
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