こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。
今日は最高の秋晴れだったので、少し遠くへ野菜を買いに行きました。
ふくろいっぱいのフレッシュバジルが130円。大きなカブ(計ったら3個で900グラムはあった)が180円。その他もろもろ、北海道産の新鮮野菜が大変お手頃です。なので張り切ってたくさん買ってきました。
もちろん犬たちのごはんにも使うので、帰宅後は犬たちによる厳しいチェックが待っています。
野菜には、我が家の老犬たちに嬉しい栄養素がいっぱいです。美味しく食べて健康に。色々作るのが楽しみです。
さて、今回は
「老犬の食生活に気をつけるのが、なぜ大事なの?」
について、お話ししていきます。
我が家の老犬たちが、フレッシュな野菜をモリモリ食べている理由
我が家のラブラドール2頭は、9歳と12歳。大型犬では立派な老犬になります。
そんな我が家の犬たちは、手作りごはんとフード併用の生活を送っています。
手作りのときは、こんなメニューを食べています。
犬もミニトマトでミートソースパスタ| 犬の手作りごはん
犬だって餃子が食べたい | キャベツと豚ひき肉で犬用餃子作りました
犬も夏はさっぱり「冷や汁」! | きゅうりとサバ缶でかんたん
ご覧いただくとおわかりいただけるとおり、タイトルに必ず野菜が入っています。
そうなんです。我が家の犬たちは、手作りごはんでフレッシュな野菜をモリモリ食べているのです。
もちろん、肉や魚、ごはん(お米の類)も食べていますが、犬たちには意識していろいろな野菜をたっぷり食べてもらっています。
それは、なぜか?
その理由を解説します。
犬は雑食。野菜も肉も、ごはんもすべて大事
犬は雑食性。人間も雑食性です。
なので犬もヒトも「偏りなく色々食べる」が正解です。
栄養素は基本、どれも大事ですが特に老犬に欠かせないのが以下の2つです。
- 良質のタンパク源
- 体の健康を守る各種ビタミン類
タンパク源は肉や魚、卵や大豆製品から十分な量を摂取できます。
一方で、ビタミン類は?というと
これはちょっと意識して摂取する必要があります。
老犬におすすめ:疲れやすさを改善する「ビタミンB1」
例えば老犬の疲れやすさを改善したい場合、最初の選択肢として挙げられるのが
ビタミンB1
です。
ビタミンB1は豚肉からも摂れますが、赤パプリカやブロッコリーに豊富です。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるのに必要なビタミンです。不足するとせっかくの食事からとったエネルギーをうまく活用できず、慢性疲労に陥ります。
そのため我が家ではエネルギー源となる糖質にプラスして、それをエネルギーに変えるビタミンB1を意識してメニューを組みます。
ブロッコリーにはビタミンB1が豊富です。そして我が家の犬たちはブロッコリーが大好きです。そのため旬の時期には炒めて、スープにしてたっぷりといただきます。
ブロッコリーについてはこちらに詳しく解説記事を書きましたので、参考にしてください。
老犬の皮膚の健康維持に:ビタミンE
老犬の皮膚の健康維持には、強い抗酸化作用を持ち「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEも重要です。
これはかぼちゃに多く含まれます。そのためこれからの季節、我が家では犬たちの食事に美味しいかぼちゃがたくさん登場する予定です。
かぼちゃの詳細解説はこちらの記事も併せて参考にしてください。
ビタミンEは細胞の酸化を防ぎ、血行を促します。
必要な栄養素を細胞1つ1つに届けるためにも血行を整えるのは大事です。
これ以外にも被毛の健康を保つビタミン、ストレスを乗り越えるためのビタミンなど様々なものがあります。
こんな風に老犬の健康を保つために、老犬に嬉しいビタミンを取り入れたい。
そんなときに役立つのが「フレッシュ野菜」なのです。
老犬の体を知り、必要に応じた食事ケアを
そんなわけで、我が家の犬たちは状況と体調に合わせて、いろいろな食べ物をモリモリ食べて、今の所元気に暮らしています。
もちろん老犬なので、今後加齢に伴い様々な変化、トラブルは起こるでしょう。老化を止めることも、できません。
でも老犬の体を知り、栄養を知ることで必要に応じた食事ケアをすることは、家庭でも十分可能です。
Office Guriではそのための基礎知識を学習していただけるオンライン学習講座を開講しています。
「老犬期のはじめなので、今から後々に備えて、食事ケアを始めたい」
「老犬期の体について知り、食事からの健康づくりに取り組みたい」
という方は、講座内の食事パートでぜひ学習してください。
「老犬の食事と健康」オンライン学習講座
老犬の食事と健康について、基礎知識を学ぶ講座を開講中です。
講座の受講とお申込みはこちらから。