Office Guriの諸橋直子です。
暑さが体力を奪ったり日焼けや路面温度を気にしながら犬の散歩など、いろいろ厄介なことが多い夏ですが、良い所もあります。
それは夏野菜が豊富に出回ること。
というわけで、今回は「勝手におすすめ夏野菜ランキング」ということでOffice Guriの主観で選んだ、犬の手作りごはんにおすすめの夏野菜をご紹介します。
中には「これって夏野菜だっけ??」というものも含まれますが、スーパーに出回る量が今時期多いものは全部大雑把に「夏野菜」でくくっています。
そのあたりはゆるく楽しんでいただければと思います。
それでは「犬におすすめ!夏野菜ランキング」をご覧ください。
勝手におすすめ夏野菜ランキング
1位:レタス
まさにさきほどスーパーで「今朝収穫しました!」というレタスを見かけたばかりです。朝8時オープンのイオンで、まさに朝獲りのレタスをスタッフさんが並べている所でした。
そうなると何時に収穫して、運んで、袋詰めしたんだろう…と関わった方のご苦労を想像してしまいありがたや…と拝みたくなります。そして新鮮なレタスがたくさん収穫される時期なのだな~と季節を感じられます。
さてレタスをお勧めする理由ですが、大量に出回るので入手しやすい、価格も求めやすいに加えて
「レタスはとにかく、水分が豊富」
が挙げられます。
レタスは実に重量の約95%が水分です。それでいて、可食部100gあたり12kcalと低カロリー。
そのため、水分補給がてら犬に与えても食事に響くことはありません。太る心配もほぼゼロ。
レタスは食物繊維、ビタミンCも多く、お腹の調子を整え、抗酸化作用のあるビタミンCを無理なく摂取できる優秀野菜でもあります。
我が家では、犬専用にレタスを常備しちぎって犬たちに与えています。犬たちも慣れたもので、冷蔵庫からレタスを出すと
「お、私たちのレタスだな」
と集まってきて、むしゃむしゃ食べています。
2位:ブロッコリー
ブロッコリーは全国的には秋冬の野菜だそうですが北海道では6~10月が旬。生産量は全国一位です。
参考:ホクレンWEBサイト「ブロッコリー」
https://www.hokuren.or.jp/greenweb/?post_type=season_vegetables&p=7564
そのため、レタス同様今時期は「朝獲れブロッコリー」がよくお店に並んでいます。
我が家ではブロッコリーをフライパンで蒸し煮にすることが多いです。犬たちは茹でブロッコリーをそのまま食べたり、スープの具材としていただくことが多いです。
栄養学的にはビタミンCの多さが突出しています。また緑黄色野菜なので、β-カロテンも豊富。食物繊維を多く含み、腸の健康作りにも一役買ってくれます。
ビタミンCとβ-カロテンはいずれも高い抗酸化作用を持つ物質です。体内の過剰な酸化は病気の原因になることが近年知られてきましたが、食事から適度な抗酸化物質を摂取することが健康維持に役立ちます。
ビタミンCは水溶性につき「茹でる」調理法だとビタミンCが茹で汁に溶け出してしまい、かなりの量が失われてしまいます。
その点フライパンでの蒸し焼きは、少量の水で蒸す調理法につきビタミンCの茹で汁への流出が少なくて済みます。
また大量のお湯を沸かすより、少量の水で蒸し焼きの方が、ガスの使用量も少なくエネルギーの有効活用にもつながります。そのため我が家では、もっぱら蒸し焼きが主流になりました。
ブロッコリーは茎も皮を剥いて加熱すると甘くて美味しいので、機会があればぜひ芯の部分も調理してみてください。
ブロッコリーの解説記事は、こちらにもまとめてあるので参考にしてください。
3位:トマト
我が家の犬たちも、そして人間もトマトが大好きです。
トマトは「トマト缶」という強力な保存法があるので通年食べられますが
「新鮮な生トマト」
を美味しくいただける時期はやはり夏。
ちなみにトマトといえば、生産量全国一位は熊本県。冬が長い北海道では、春の終わり頃から熊本県産のトマトがスーパーに並びはじめ、それを美味しくいただきつつ、6月に入ると今度は地元北海道産のトマトが並ぶのでそちらにシフトします。
生トマトの良さは何と言っても香り!だと個人的には思います。あの独特の強いトマトの香りは、やはり生ならでは。
我が家の犬たちは生のままでも美味しくいただきますが、スープの具、炒め物など様々な形で夏のトマトを楽しんでいます。
トマトの栄養学的特徴といえば、やはりあの特有の赤み色素「リコピン」です。リコピンも強い抗酸化作用を持つ物質として知られます。
また、リコピンのみを摂取した場合とトマト全体を食べた場合では、トマトを食べた方が運動時の抗酸化作用が優れているという報告もあります。
食物には様々な成分が含まれているため、効果があるとされる成分のみを摂取した場合と比べて、まるごと食べることで栄養素同士の相互作用が発揮されることも考えられます。
犬にとって、メリットの多い野菜なのでぜひ旬の夏に犬たちの食事に気軽に取り入れてみてください。
トマトの詳しい解説記事はこちら。
トマトを使ったおすすめ手作りごはんレシピは下記も併せて参考にしてください。
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