Office Guriの諸橋直子です。
さて今回は
「夏バテ気味で食欲のない老犬におすすめトッピング、勝手にランキング」
と題してお届けします。
夏になると食欲が落ちてしまう犬は多いですよね。特に老犬の場合、心配なので少しでもいいから食べてほしい、という飼い主さんが多いと思います。
そこで今回は「老犬の食欲をそそる、おすすめトッピング」を3種類ご紹介します。
手作りごはん、フードでどちらにも使用できるので、ぜひ気になる方は試してみてくださいね。
老犬の食欲をそそる、おすすめトッピング
3位から順にご紹介していきます。
3位:カッテージチーズ
手軽にタンパク質が摂れるカッテージチーズは犬たちにも人気です。
市販のカッテージチーズを利用するのも良いですが、レモン汁や酢と牛乳で手軽に作ることができるたあめ、ご家庭で自作するのもおすすめです。
レシピも色々公開さてているのでご参考にどうぞ。
たんぱく質のふしぎ 牛乳と酢でカッテージチーズを作ろう!(明治乳業HP)
カッテージチーズを犬の食事に少量加えるだけで、食事がボリュームアップできます。
タンパク質や脂質、ミネラル、ビタミン類などもバランスよく摂取できるので、食欲がない時こそ取り入れたい食材です。
カッテージチーズを作ると「ホエイ」という上澄ができます。こちらも栄養豊富なので、ぜひスープなどに使って消費しましょう。
2位:ごま油
犬の食欲をそそる大きな要因は何か?と問われればそれは断然、
「香り」
です。
数ある油脂類の中でもごま油は香りがよく立つことでピカイチ。人間でも「ごま油の香りを嗅いだだけで食欲をそそられる」という人は多いです。
成分的にはオレイン酸、リノール酸を多く含みます。中でもリノール酸は犬の必須脂肪酸です。体の中で作ることができない上、健康維持に欠かせない成分なのでごま油からの摂取はおすすめです。
手作りごはんの場合は、調理に使用する油をごま油に変えるだけでOK。フード利用の場合は、小型犬でティースプーン1/2程度を加えて様子を見てみましょう。
はじめてフード以外のものを口にする犬の場合は慎重に、少量からのスタートがおすすめです。
1位:カツオブシ
Office Guriのおすすめ1位は
旨み成分イノシン酸を含み、EPA、DHAまで含む栄養学的にも優秀な食材。
EPA、DHAについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
そう「カツオブシ」です。
人間の料理でもカツオブシをひとふりするだけで、びっくりするほど美味しくなるものはたくさんありますよね。
お好み焼きや和物、おひたし、炒め物の仕上げにかけてもとびきり美味しい。
我が家の犬たちもカツオブシが大好きです。小分けパックのものを利用すれば使い切りで毎回新鮮、フレッシュな香りが楽しめます。
犬の食事に振りかけるだけで簡単なのもおすすめポイントです。
食欲のない夏は「少しでも食べられればOK」を目指す
老犬の飼い主さんは実感できる方も多いと思いますが、老犬になると規則正しく1日2食が通用しない場面が多々あります。
食べなかったり、食べても少量なので回数を増やすとか、間食を増やすなど。
食事もイレギュラーが増え、色々な対応を迫られる場面が増える老犬の食生活ですが、色々と工夫できる余地はあります。
今回のように「トッピング」を利用して、犬の食事への興味をそそるの一つの方法です。
面白いな、と思った方はぜひやってみてください。
Office Guriでは近日
「老犬のための手作りごはん、食事と栄養」
というオンライン学習講座を開講予定です。
すでに手作りごはんの基礎的なことを理解し、実践されている方向けの中級講座です。さいsんじょうほうはメルマガでお届け予定なので、講座情報を確実に受け取りたい方は無料メールマガジンへご登録ください。