こんにちは、Office Guriの諸橋直子です。私が住む札幌は気温17度、ようやく少し春が来ました。
さて、これから気温がどんどん上がり、路面温度も高くなります。気温によっては「犬の肉球が、やけどするのでは?」というくらい、アスファルトの温度が上昇します。
肉球の熱傷も心配ですし、「熱中症」にも注意を払いたいもの。
そんな「肉球のやけど」や「熱中症」の予防にとても役立つツールが有ります。読者のみなさんは、ご存知でしょうか?
というわけで、今日はこんな便利なサービスをご紹介します。その名も「犬のおさんぽ予報」。
「犬のおさんぽ予報」とは?
以下、「犬のおさんぽ予報」からの引用です。
犬のおさんぽ予報とは
犬のおさんぽ予報 https://s.n-kishou.co.jp/w/sp/road/roadtemp_top.html
ペットのお散歩のときにアスファルトの地面の熱さが気になったことはありませんか?
犬のおさんぽ予報では、地面がアスファルト舗装だった場合の路面温度を気象条件から予測し、2日先までの温度予測値と指数を掲載しています。
肉球のやけど、熱中症に注意
犬のおさんぽ予報サイトでは「夏のアスファルト路面温度は、60度に達することもある」と述べ、肉球のやけど、熱中症の危険が高まると注意喚起しています。
暑い時には無理に散歩しない、と決断をすることも推奨しています。
犬のおさんぽ予報では、予想路面温度を「ひんやり」~「中止」の5段階で表示。2日先まで、1時間おきに予報が見られます。
そのため、
「この時間帯は思ったより路面温度が高くなりそうだから、散歩はやめておこう
「この時間帯は涼しいみたいだから、犬の散歩時間をここに合わせよう」
といった調整がしやすい点が便利です。
犬と人間では「地面から受ける熱の量」が、違うことに注意
このメルマガでも、毎年この季節になると
- 熱中症予防
- 犬の肉球やけど防止
については必ず触れるようにしています。
犬は人間より背が低いため、私たちが感じる「暑さ」と、犬が路面から受ける赤外放射などの「熱」との間には、大きな差があります。
これは、人の感覚で「このくらいなら大丈夫かな」という暑さが、地面により近いところを歩く犬には「大丈夫ではない」ということが、ままあることを指します。
人間の場合でも、身長が低い幼児やベビーカーにのった赤ちゃんは、高温化した路面からの熱を受けやすいため、熱中症にかかりやすいことが指摘されています(環境省, 2015)。
日本の平均気温は、上昇傾向
ちなみに日本の平均気温はおおむね上昇傾向にあります。1990年代以降、高温となる年が増加しています(気象庁, 2021)。
「このくらいの暑さなら、多分大丈夫」
が、全然大丈夫ではなくなりつつあることは、犬と暮らす飼い主として、知っておくのが大切です。
そんなわけで、現在では犬の熱中症対策に、「犬のおさんぽ予報」のような便利なサービスがあるので、是非活用してくださいね、というお話でした。
Office Guriでは近日、夏の犬の肉球ケア専用「シアバターの肉球クリーム」を販売開始予定です。こちらもぜひ、ご活用ください。
参考
環境省:まちなかの暑さ対策ガイドライン(案)
https://www.env.go.jp/air/report/h28-01/mat01.pdf
気象庁:日本の年平均気温
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_jpn.html