おはようございます。
Office Guriの諸橋直子です。
春の七草!
昨日は七草粥の日でしたが、スーパーに「七草セット」を探しにいったらどこも売り切れ!
3件回ってようやく見つけた「七草セット」も残り2セットだけだったので
慌てて手にとってレジまで走りました(笑)
七草を塩を入れたお湯で軽く湯がいて細かく刻んだら
土鍋に入れたお米と水でじっくり炊きます。
我が家は最近結構な割合で土鍋でごはんを炊くのですが
土鍋で炊くと美味しいし、炊飯ジャーより短時間な気がする…。
タイマーセットできない分、土鍋ごはんは夕食にいただくことにしているのですが
やっぱり美味しいですね。
案の定、お粥も美味しく炊けました。
そして我が家は犬も七草粥ですよw
食べる様子は動画でどうぞ(↓)
ほろ苦いけれど気にせずバクバク食べますよ…。
ちなみに【七草】は薬膳的に見ても胃腸や内臓をいたわり、
この時期に起こりがちな体内のアンバランスを上手に整えてくれる食材が、
本当にたっぷり入っています。
【七草】の薬効をそれぞれ見て行きましょう。
【芹:セリ科】
内臓にこもった余分な熱を冷ます。
たまった毒素を排出し血液をきれいにする。
【薺(なずな):アブラナ科】
止血作用や利尿作用、解毒作用などをもつ生薬として用いられる植物。
下痢や便秘などの胃腸のトラブルや、むくみなどに効能があるとされている。
【御形(ごぎょう):キク科】
咳・痰に効果があるとされ、生薬としても用いられる。
【ハコベラ:ナデシコ科】
腹痛薬として昔から用いられた歴史を持つ。血液を浄化する作用があるともされている。
【仏の座:キク科】
食物繊維が豊富。胃腸を整える効果が期待できる。
【菘(すずな・蕪):アブラナ科】
消化を促進。吐き気やゲップといった胃腸の不快感を和らげるといわれている。
【蘿蔔(すずしろ・大根):アブラナ科】
消化を促進に効果的。また咳や痰、気管支炎などの呼吸器系のトラブルにも用いられる。
この時期は「寒さや空気の乾燥による呼吸器系のトラブル」が多い時期です。
また冬はどうしても家にこもりがち。
温かい時期と比べて運動量も減りがちですがらどうしても体の方も
「ためこむ」と言う方向に偏りがち。
そのため、
「呼吸器系のトラブルに効果的」
「溜めこんだものをスムースに出して体内をきれいにする」
そんな効能を持った野菜が中心の【七草粥】を食べるのは、
理にかなったことだといえるでしょう。
「うーん、犬に七草はちょっと抵抗あるなあ、あげたことの無い野菜も多いし」
と言う方は、大根、蕪などのなじみのある野菜を煮込んで
七草粥的な雰囲気を味わうのもお勧めです。
あと、犬の場合は「肉や魚のだし」をプラスして
犬の食欲をそそるメニューにアレンジするのもいいですね。
こんな風に、人間が楽しんでいる【体に優しい季節の習慣】も
犬と一緒に楽しめるのが手作り食のいいところでもあります。
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